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室内灯のカバー、電傘。洋風に言うと「ペンダントランプ」とか言いますが、ここはーでは電傘にしておきましょう。意外と最近まで電灯ではなくて、ランプを使っていたことに驚きます。古物市場では そうしたランプ類が出品されることが多いのです。ランプはオイルを原料に「火」を焚いて灯りを採るので、危険が伴います。まだ電気が通じていない時代に重宝されました。また戦時中にも電気の無い防空壕で使用されていた例もあります。話は戻り室内灯そのままですと、光が分散し、肝心な部位が暗くなりますので、傘を付けることにより、下方つまり室内を明るく照らす効果があります。昭和も戦後になるとプラスチックの傘が主流になりますが、それまではガラスを用いました。古いガラスですので歪んでいたり厚みが違っていたりしますが、それもまたレトロな味わいです。当時モノとしましては、高級旅館で使用されていたシャンデリヤ調の何十万円するものから、一般的な電傘までバリエーションがございます。今やLEDの明るい電球が主流ですが、屋内の一か所でも裸電球に電傘というセットを取り付けますと、ほんわかしたレトロな空間を味わうことができます。
古録展では仕入れた状態の昔のままの配線では、さすがに怖いので、配線・カプラー共に新品に組み直しています。なので、現代のお宅でも簡単に取り付けができます。全て当時モノを出品しています。
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